オープンキャンパス文学部特別企画

 2015年4月、文学部が新しく生まれ変わります(詳細はこちらをクリック)
 これまでの3学科(日本文学科、国際文化学科、歴史文化学科)を1学科(文学科)にし、その中に4つの専攻、日本語日本文学専攻、英語英米文学専攻、歴史学専攻、心理学専攻を設置します。このことにより、高校生のみなさんに、本学文学部で何が学べるのか?ということを、今までよりも、よりわかりやすくできるのではないかと考えています。

 新しい文学部では、みなさんの好きなもの、興味のあるものに従って、自分の専攻を入学時に選んでいただきます。そして、その自分の専攻に軸足を置いて専門を深めることはもちろん、他の専攻の学問分野を学ぶことによって、人文科学、社会科学に関する広い視野を持った社会人になっていただきたいと思っています。
 そこで、8月のオープンキャンパスでは、午後のアクティビティとして自分が興味のある専攻のミニレクチャーに加えて、他専攻のレクチャーも体験し、人文・社会科学の世界を体験していただきました。ただレクチャーを体験するということではなく、今回は、みなさんに私たちから「課題」を提示し、2つのレクチャーによる学びから、その「課題」に対する自分なりの答えを出していただくというものにしました。

 みなさんは、三浦しをん著『舟を編む』という小説をご存知でしょうか。映画でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。この小説は、主人公が新しい辞書を編纂していく物語です。この物語には、「「右」をどのように説明するか?」、そして、「「女」の説明はこのままでよいのか?」といったエピソードが出てきます。
 このエピソードをヒントに、8月9日、10日は「あなたは辞書の編集者です。あなたは「右」という言葉を、どんなふうに説明しますか?」という課題をみなさんに提示しました。

 まずは、今、自分が持っているイメージや知識をフルに使って、自分が考えた「右」をワークシートに書いてもらいました。その後、他の高校生のみなさんが、どんなふうに書いているのかを、サポートしてくれている先輩に意見をまとめてもらい、みんなで情報を共有しました。

 そして、いよいよ、ミニレクチャーの教室へ移動です。自分の興味のある専攻のレクチャーを最初に受け、その後、2つめのレクチャーは同じグループの高校生のみなさんと話し合い、どの専攻のレクチャーに行くのかを決めてもらいました。

 この午後のアクティビティの目的のひとつは、自分の興味のある専攻+別の専攻のレクチャーを体験してもらうこと、そして、もうひとつは、「グループで話し合い、行動する」ということでした。新しい文学部では、グループやチーム活動を通して、自分以外の人と議論をする機会もたくさんあります。この体験もみなさんにはしていただきたかったのです。

 8月24日も9日、10日と同様、三浦しをん著『舟を編む』の「「女」の説明はこのままでよいのか?」というエピソードを利用しています。24日は「あなたは辞書の編集者です。あなたは「女」という言葉を、どんなふうに説明しますか?」という課題をみなさんに提示しました。課題以外は、9日、10日と同じ手順でアクティビティを行いました。

さて、どのような項目ができあがったでしょうか。

  • 参加したみなさんが考えた「右」は,こちらから
  • 参加したみなさんが考えた「女」は,こちらから
  • 各専攻の「右」にまつわるミニレクチャーの概要(一部)は,こちらから
  • 各専攻の「女」にまつわるミニレクチャーの概要は,こちらから

また,9月28日のオープンキャンパスでは,「就職内定者に聞く ―就職活動ってどんなもの?―」と題して,パネルディスカッションを開催しました。
各専攻の代表学生4名にパネリストを依頼し,まだ就職活動自体のイメージのない高校生に「自分たちはどんな活動をしたのか」,「企業にどんなふうに自分をPRしたか」などをわかりやすく話してもらいました。