マンガで英語学習

マンガで英語学習

小原 金平

マンガは英会話学習には最適です。場面にぴったりの会話表現が出てきますからわかりやいのです。 今回はNancyというアメリカのマンガを3回分楽しんでください。

わからない部分があったら友達と一緒に考えてみるのも勉強です。私に直接尋ねていただいても結構です。 メールの場合はohara@kanazawa-gu.ac.jpです。

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「良い休日を!」だって?おっと。「メリークリスマス!」ってつもりだけど。

「良い休日を!」だって?おっと。「メリークリスマス!」ってつもりだけど。

リック・ブローダウェイ(訳:水井 雅子)

イギリスもアメリカも他の英語圏の国々も、ますます多文化社会になってきているので、休日、特にクリスマスのような宗教的な休日についての問題がおきています。これらの国々には、全ての人々が友愛の精神でクリスマスを祝う、という長い伝統があります。本質的な問題は、クリスマスがもはや、これらの社会に生きる全ての人々にとって共通に祝われるものではなくなっている、ということなのです。例えばアメリカでは、多くの店がこの問題を避けようとして、伝統的な「メリークリスマス!」と言う代わりに、「良い休日を!」と言ったり、「季節のご挨拶」をお客様に言ったりするようになってきています。多くのキリスト教徒たちは、この傾向を「政治的公正 political correctness 」の一つの形だとして反発しています。キリスト教国家として、休日の本質と同時にこれらの国々の本質をも否定するものだということです。それに応えて、多くの店では最近、「熱を込めてメリークリスマス!とお客様に言う」ことで、「クリスマスにキリストを前面にだすことのないように」と従業員を指導しています。とはいうものの、これらの社会が伝統への尊敬と他文化尊重との間で妥協点を見つけるのに苦労しているのですから、この問題がそう簡単に解決されることはありそうもないですね。休日は、「違い」に目をつぶる機会としてずっと捉えられてきたのに、それが人々を分ける機会になってしまうというのは残念なことです。

では、クリスマスの時期に人は何と挨拶したら良いのでしょうね、ニューヨークに住んでいるユダヤ系アメリカ人やロンドンに暮らすイスラム教徒のパキスタンの人には? 「西洋風」に、あるいは「ヨーロッパ人に」見える人たちにだけ「メリークリスマス」と言えば良いのですか? そりゃね、もしも話している相手の宗教を知っている場合は、ことは簡単ですよ。でも、知らなかったら? 見掛けだけではその人の宗教は判断できないし、するべきではないでしょう? 世界の主な宗教はどの国のどんな種族の人にも訴える力を持っています。だから、私の忠告は簡単です。 会った人誰にでも「メリークリスマス」と言いましょう、ただしこの精神で。重要なのは、この精神なのです。つまり、一年のこの時期は、人間にとってずっと特別でした。日はますます短くなり、暗闇が世界を覆うかのように思われる時期です。「この暗闇を抜けて、人間の精神が明るく、希望に満ちて輝いている」という気持ちを込めて「メリークリスマス」と言うならば、そうなら、あなたが挨拶する人を傷つけるなんてことはないと思いますよ。

だから、この精神で言います。皆に「良いクリスマスが訪れますように!」と。 メリークリスマス!

Happy Holidays! Oops, I meant Merry Christmas!

Happy Holidays! Oops, I meant Merry Christmas!

Rick Broadaway

As the societies of the US, the UK and other English-speaking countries have become more and more multicultural, there has arisen a problem regarding holidays, especially religious holidays such as Christmas. In most of these countries there is a long tradition of wishing people, [...]

You're a poet and didn't even know it!

You’re a poet and didn’t even know it!

Rick Broadaway

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Are you with me?

Are you with me?

小原 金平

The early bird catches the worm. 「早起きは三文の得」と言いますが、日曜日の早起きには英会話上達の秘訣という得を見つけることができます。7時から教育テレビで初級英語番組の再放送があるのです。10分番組の何回分かをまとめて放送してくれますから能率がよい。司会者が「訳語よりもイメージで」と言って番組開始。このスローガンが英語学習のすべてを語っています。

今月のヒトコトはAre you with me?です。「言ってることわかってるの?」という意味で相手がちゃんと自分の話について来ているかを確認するためのフレーズです。会話だからこそ必要になる口語表現ですね。授業などで”Are you with me so far?” “No, I’m not with you.” 「ここまで私の言っていることがわかりますか」「いいえ、理解できません」というようなやり取りも想定されます(cf. 『ジーニアス英和大辞典』)。

このフレーズは、withを訳語で考えると厄介なことになりますので、イメージで理解しましょう。何度も繰り返して発音練習していると、これがわかってくることでしょう。そうしたら次のヒトコト表現を覚えるのもより確実になっていくのではないでしょうか。10分間でワンフレーズをしっかり身に付ければ、英語力向上は間違いないので、後は実践です。そうです。Easier said than done. 「言うは易く行うは難し」ですね。