英文法概論

英文法概論

小原 金平

この授業では、受講者が英文法の基本的ポイントをしっかりと理解し、それを生かしてライティング、リスニング、スピーキング、リーディングの4技能を向上させることを目標にしている。もちろん限られた授業時間内に学習できることは多くないが、受講者が将来さらに勉強を継続して力を伸ばしていけるよう、自分の英語力に適した方法を発見するきっかけになればと期待する。授業は受講者参加型で行い、答えも1つに限定しない。内容は英作文練習、ビデオ(初級、上級)が中心だが、幅広く英語に接することで発信型の英文法を学んでいく。以下は受講学生のコメントです。

受講者の声

ビデオを見てリスニング能力の向上をはかり、さらには現代用語や動詞なども学習するので英語力を伸ばす上で大切な授業です。また、英作文もするので文法能力が向上すると思う。   Y.Kさん

中学・高校で学んできた単語の似たような発音の違い、意味の違い、文法を学ぶことができます。   A.Iさん

文法の間違いやすいものを多く取り上げており勉強になる。また語彙が広がるのも良い点だと思う。毎回英語番組のビデオを見て、基本的動詞の使い方を学んでいる。   S.Mさん

この授業では、普通に訳せてしまいそうな英文でも、もう一度単語の使い方が正しいか見直します。普段気がつかない英語のトリビアが多々発見できます。   N.Jさん

他の授業ではあまり突っ込まない様なことにも細かく学習します。よりネイティブに近い英語を学習したいならこの授業を受けておいて損はないと思う。   A.Sさん

日頃日本人学習者がしがちな文法上の間違いについて学べる。これらのことは、高校でも大学でも普段の勉強でなかなか学べない。   Y.Kさん

この授業では日本人学習者が犯しやすいミスを修正していきます。いままで多くのネイティブの方と話してきましたが、私の話していた内容は文法的にも間違いがあり、多くのミスを犯していることがわかりました。   E.Kさん

教科書の答えだけでなく、一人ひとりの表現の仕方でさまざまな答えを皆で知ることができ、とても勉強になる。少人数なので細かく教えてもらえる。   H.Hさん

予習をやってこないとついていけない。自分が今までしてきていなかった予習の習慣が少し身についた。授業で見る初級英会話のビデオはわかり易く、コミュニケーションの授業で役立っています。   M.Iさん

日本文を英訳するのが難しいけど、文章力がついて英文が読みやすくなる。ビデオで実際の英語を聞いてリスニング力もつき、英語力がとても身につき易い講義。   N.Mさん

文法を理解する時は、同時に単語の使い方も熟知していないといけないと改めて感じた。この授業はレベルが高く、私はついていくのがやっとで苦労する点もあるが参考になる。   Y.Mさん

日本語と英語の文法の違うところ、同じところ、単語の意味の違いなどを細かく覚えられます。日本語教師を目ざすなら英語と日本語の違いをきちんと覚えておかないければいけません。   M.Sさん

テキストのcommon errorsでよくある英文法のミスを分かり易く学べて良いと思う。日本語文を英語に訳す問題が多くて力がつくと思う。   R.Nさん

多くの単語の深い意味を知ったりできて、難しいけど為になります。英文を作るのは苦手だけど頑張ります。   S.Yさん

英語の文法についてのビデオを見たりするのですごく自分のためになります。日常会話で使えそうな英文が出てくるので役立ちそうです。   Y.Mさん

単語の微妙な意味の使い分けがわかって、なにか英文を書こうとする時に役立つと思う。   [...]

英語科教育法I, II

英語科教育法I, II

川畑 松晴

この授業は将来中学校や高校の英語教師を目指す学生のためのものです。

わが国で英語教育をする意味、現代社会(世界)における英語の役割、母語習得と第二言語の習得の違い、外国語教授法の変遷等の大きなテーマから始まり、より具体的な4技能(listening, speaking, reading, writing)の指導法、コミュニケーション能力養成のための研究へと進みます。もちろん、学習指導要領の研究や学習指導案の作成も重要な課題です。さらに、金沢市内の中学校や高校の公開講座等に訪問見学をさせていただく場合もあります。7月1日には近くの南小立野小学校の英語公開授業を全員で見学する予定です。この小学校は以前から文部科学省の指定を受けて英語教育に取り組んでおり大きな成果を挙げています。金沢市も昨年から教育特区として「小・中一貫英語教育」を進めており、小学校での英語教育もこの授業の大きな関心事です。

そして、忘れてはならないのが、3年次の9月、そして4年次6月の教育実習に向けての研究です。これは「マイクロティーチング(模擬授業)」として、英語科教育法1(火)で前後期1回ずつ行われます。20分間と短時間ですが、実際の中学校の教科書を使って、指導案を作成し実際に授業をします。その後「評価表」に基づいてコメントを出し合い、また本人はビデオで自分のやり方を見直します。ここに示した写真はその第1回目のものです!

受講者の声

北浦 由里香(3年)

私はトップバッターで模擬授業をしました。本番は心構えが十分にできていなかったので、とても緊張し、何をやっていたのかよく覚えていないくらいです。人に教える教師の仕事は知識だけではつとまらないということを実感しました。英語科教育法はそんな実践的なことが学べる授業です。学習指導要領やそれに基づいて作られている英語の教科書、そして指導案の作成など、教師としての仕事につながく多くのことを学ぶことができます。

田尻 朝気(4年)

この授業は主に実践的な授業です。教育実習へいく前までに多少の知識や心構えをしっておくのにはとても有効であると思っています。また英語の教師に必要となってくる教養も学べるので、英語の教師を目指す人にとってはとてもいい授業だと思います。これからは授業で模擬授業などが入ってくるので、楽しみです。模擬授業が終わってから反省会をして少しずつ自分の授業というものを掴んでいけたらなと思っています。

舟田 めぐみ(3年)

英語科教育法という名の通り、この授業では授業案を作成したり実践に役立つ指導方法を勉強します。また多様なプリント等を参考にして、現在の教育現場の実情や世界における英語の役割などを知ることができます。あらゆる面から英語を捉え視野を広げると共に、教育実習に備えスキルを磨いていきたいです。

細矢 美幸(3年)

この授業は、教職必修の授業です。普段は、英語を教わる立場にいるけれど、この授業では、それとは反対に英語を教える立場になるための勉強をします。だから、今までとは違う立場から英語に触れることができるので、新鮮でとても楽しいです。きっとこの楽しさは、教員免許取得を目指している私たちにとって、いい影響となると思います。

稲垣 彩(3年)

この二つの授業は教師を目指す私に、よりその気持ちを高めてくれます。また、英語そのものの理解と知識を深めるのにも役だっています。

清水 梅子(科目等履修生)

この授業ではマイクロティーチングや外部の授業見学など、実践的なことができるのが嬉しいです。今まで生徒だった自分から教師の立場に変わって考察する勉強も多く、これからの活動がますます楽しみです。

大窪 栄里(科目等履修生)

私は科目等履修生です。去年この大学を卒業し、中学校英語科教論になる為に教職課程を取りに来ているのですが、この授業は内容が詰まっていて、英語教師になりたい私にとって大変勉強になるのと同時に、知識も豊富になります。今回の授業は二人の模擬授業とそれを振り返って考えることをしました。模擬授業を見ていて、先週行なった教育実習での私の授業について振り返ることができ、とても良い機会となりました。二人とも、教育実習の事前に私がした模擬授業とは違い、とてもしっかり授業をできていたと思います。二人それぞれの評価のプリントには厳しいコメントを書かせていただいたのですが、私のそのコメントも、一人の意見として見ていただき、二人には更にもっと良い授業をしていただきたいので、敢えて厳しく書かせていただきました。このような授業をしていただくことにより、私達は自分の実力を知り、反省を踏まえて自分自身の能力を高めていくことができるので、本当に為になる授業だと思います。

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Cross Cultural Communication

Cross Cultural Communication

Ms. Shiotani Maqsooda

Through teaching the different cultures of India and Mongolia, I wish to convey the importance of the blend of diverse cultures, not only just within these countries but also as a world as a whole. Along with the countless numbers of cultures, there are as many differences that [...]

「異文化間コミュニケーション」の紹介

「異文化間コミュニケーション」の紹介

川畑 松晴

インド・カシミール出身の塩谷マクスーダ (Ms. Shiotani Maqsooda) 先生(非常勤講師)が担当している。モンゴル国立大学留学中に知り合った日本人(現在の夫)と結婚するために来日(河北市七塚町)して 20 年余。中央アジア史を専攻する文学博士だが、インド料理店や雑貨店も経営するビジネス・ウーマンでもある。学生は日本語と英語、インド・モンゴルと日本が交差し反射する授業を大いに楽しんでいるようだ。

塩谷マクスーダ先生のメッセージ

授業では、主としてインド及びモンゴルの文化を取り上げ、この 2 国についてのみならず、世界全体として多様な文化が融合することの意義を学生に伝えたいと思っています。世界には無数の文化があり、無数の違いがあります。しかしながら、このような違いを理解し認めることこそグローバリゼーションという概念全体を結合している鍵なのです。このような理解と認識なしで異文化間の対立を解決することは不可能でしょう。これは決して容易くできることではありませんが、違っていることの意義・価値をより深く認識することにつながるはずです。寛大な気持ちで異文化を受け入れ、自分の文化と異なりユニークであることを認識することによって、人間として成長し世界中どこへいってもうまく暮らすことができるようになるのです。

異文化間コミュニケーションを学ぶことによって、グローバルな認識が促され世界のどこに住もうと自分の目標を追い求めることができるようになります。そして、どんなに他人と違っていても自分の考えを表現できる人間として、人々から尊敬されるようになり、いっそう国際人としての成長も得られるのです。

この授業を通して、学生が自国文化のみならず他国の文化をもこのように理解し受けとめてくれることを期待しています。さらに、それぞれの話題により大きな関心を持ち、活発に意見を述べ質問をするなどいっそう積極的な活動が望まれます。お互いに頑張りましょう。(翻訳 川畑)

受講生の声 鈴木 哲郎 先生がとても明るく楽しい授業です。先生とのコミュニケーションが多いのもイイです。 木本 豊 明るく楽しい授業です。異文化に触れられるのもよい。 水野 和希 先生は日本語がうまくてわかりやすいです。 森 勇志 日本と外国の違いを知って驚いていますが、もっとサプライズを感じたいです。 山本 佳依 インド旅行でナビゲーターができるくらいになりたいです。 小林 和平、関根 明 他の授業ではアメリカやイギリスについて学ぶことが多いですが、ここではインドなどの異文化について学べて楽しいです。 宮原 陽子 この授業を通して、僅かだけど自分の考えや意見を持つ事の大切さが分かってきた。課外授業もやりたいです。 吉田 沙織 先生の考えは日本人と違っているけど、いい考え方だと思います。 仲谷 渉 他の授業に比べて自由で発言しやすい。 西出 [...]

「行動文化基礎演習?」と老舗・哲学堂

「行動文化基礎演習?」と老舗・哲学堂

槻木 裕

この基礎演習のテーマは、ズバリ、憲法9条の問題。(どうだ?オッカネーだろう?)。僕の専門である哲学とはかなり離れているけれど、いまどき、なりたての大学生で、哲学がメシより好きという人が、演習が成立する人数で「いる」とは思われないから、このような‘お店’を開いたのである。18、9歳のピーピーのアンチャンやオネエチャンに、100万円の高級和服を売ろうと思っても、そりゃあ、無理だ。いくら老舗(しにせ)でも、マーケットの開拓が大切な時代だ。

で、お店はまあまあの繁盛。昨年は5、6人。今年は8人。これで見る限り、日本の将来も安泰だ(僕の首もつながる)。こんな硬めのテーマに、これだけ集まれば、十分だ。

ここでは、問題の核心をつかむことが先決。その核心は、どの法学の教科書にも出ているから、僕でもわかる。次に歴史的背景―これも、このごろ手ごろな歴史のシリーズものが出ているから便利。ただ、やたらと固有名詞が出てきて、哲学の一般化になれた頭には煩わしいが、これは我慢。なーに、昭和30年代は小生のご幼少の頃だから、時代の雰囲気を肌で感じているし、個々の政治家だの安保騒動に覚えがないわけでない。

昨年は新聞の切り抜きをかなり使用したが、やはり新聞記事ではちょっと浅い。海外派兵などの事態に直面して、「大変だ、大変だ、どうする?どう思う?」と、やたら尋ね回るという感じで、問題が拡散しがち。核心を衝いたコラムは意外と少ない。そこへいくと、江藤淳氏の『1946年憲法』は、もう古いといえば古いが、改憲論議の必要性を説いて、説得力がある。ちょっと残念なのは、これに対抗するだけの護憲論文が今のところ僕の手もとにない、ということだ。昨年、手ごろなものを一つだけ見つけたが、主張がちょっとわかりにくい。でも、今年は、昨年の経験を生かして、護憲側の意見も検討する時間的余裕を作るつもり。ちょろりと見た限りでは、現在の日本の状況や、現在の日本人の頼りない自由、権利意識のもとで、「改憲」を声高に叫ぶことの危惧が、改憲慎重派や護憲派にはあるようだ。これは共感するところ。

で、だ。「100万円の高級呉服」との関係は?ということになるが、直接に関係ないことは明らかだ。いろんな分野の本を読み、自分で整理する力を少しでも身につけることができたらいい、現実問題を考える複眼的な視点を養えたらいい、スーッと問題の本質に迫って議論できる力が育てられたらいいと、そんなことを漠然と思っている。高級品の帯と派手な友禅模様だけが街を歩いても、さまにならない。大切なのは、着る大学生の気品。それでこそ着物も生きる、との知合いの呉服屋の言にならって、思想という着物を先ずはいろいろ着てみましょうと、高級呉服屋・哲学堂のご主人は種まきに余念がない。言っておくが、このご主人、自分は100万円の着物は身につけたことがないそうだ。

先輩受講者の声

2年 前田 哲宏、小林 和平、山岸 英雄、山本 佳依

一見すると、テーマが難しいと感じるかもしれないが、先生が適切なアドバイスをしてくれるので、わりと理解しやすいと思う。また、先生があれこれ言って授業を進めるのでなく、参加している一人ひとりが意見を出し合う方式なので、考える力はつくし、友だちも作れる一石二鳥の、とてもいい時間でっせ。担当の槻木先生は、勉強はもちろんのこと、生活面でも頼りになる先生なので、槻木先生を知るためにこの基礎演習?を取るのもいいのでないでしょうか。

現受講者の声

山口 美紗子

先生の授業のテーマはすごく難しそうだったけど、わかりやすく説明しながら話してくれるので、これからもなんとかやっていけそうだと思っています。

角 佳代子

今日の授業は、先生が見たことのないような服で、びっくりしました。内容は、日本の戦争、過去の過ちなどに関わると聞き、私もそのことを考えなくてはいけないと思っています。2年生の方もいらして、一緒に写真というのにも驚きました。

森 敏之

まだまだ詳しくは授業のこと、わかりませんが、なんとなく楽しそうで期待しています。

子安 央恵

みんなで楽しく勉強していけたらいいなぁと思います。

石川 加苗

今まで憲法第9条の細かい内容まで知らなかったので、これから深いところまで知ることができそうで、楽しみです。