トランポリンと私

 ―国際文化学科1年 世戸瑶子さん、トランポリンの海外遠征でカナダ・ケローナへ―

新村 知子

 本学のトランポリン部の選手で全国的に活躍している選手は多いですが、国際文化学科1年の世戸さんもその一人です。今年の7月10日〜22日にカナダ・ケローナ市で行われた2004インド・パシフィック選手権大会に出場したので、今回はその報告を書いていただきました。

 世戸さんは、今年度に入ってから、2004インド・パシフィック選手権(カナダ)でシンクロ優勝・個人4位(7月)、全日本学生トランポリン競技選手権(北海道)でAクラス個人女子・団体とも優勝(8月)、石川県トランポリン選手権(かほく市)でもハイクラス女子優勝と、非常に優秀な成績をおさめていて将来が期待される選手です。

世戸瑶子さんのトランポリン動画:

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2004年度石川県トランポリン選手権(9月)で優勝したときの決勝の演技です。どうぞご覧ください!

トランポリンと私

世戸 瑶子

 私が本気でトランポリンを始めたのは、小3の頃です。お姉ちゃんについて美川トランポリンクラブの練習に参加していました。中3になって受験でトランポリンをやめようと思っていた時、福井先生に誘われて東高校で練習するようになりました。東高校へ入ったら、優秀な選手が多いので、まわりの選手を見て自分で気づいたことを直していったり、先輩からアドバイスをもらったりするようになり、練習への姿勢も変わりました。高校までは美川から通っていたので、大学に入って寮生活になってからは通学時間が短いので、ずいぶん楽になりました。

 トランポリンは、子どもなら誰でも好きなスポーツです。重力に逆らって空中を飛び跳ねる楽しさがあります。競技選手になってからのトランポリンの魅力というのは、また別のものです。一回の演技では10本の技を続けて行うのですが、この10本の技を自分の頭の中でイメージしてつなげていく難しさ、それに打ち勝って演技を作っていく楽しさがあると思います。相手がある競技ではなく、トランポリンは自分自身との闘いです。大きな技をかける勇気を持つ大胆さと、体の隅々の動きにまで神経を尖らす細かな繊細さの両方、その微妙な神経のバランスが要求されるスポーツだと思います。

カナダ・ケローナへの遠征について

 今年の7月10日〜22日の12日間、2004インド・パシフィック選手権大会に出場するため、カナダに行ってきました。この試合では、シンクロ優勝、個人4位という成績をおさめることができました。個人優勝したブラジルのミラゾーとはシンクロで接戦だったためか、たいへん仲良しになることができました。シンクロ優勝は、海外で手にする始めての優勝だったので、とても嬉しく、かけがえのない思い出になりました。(試合結果は日本トランポリン協会ホームページ参照  http://www.japan-trampoline.com/ )ペアを組んでいた中川さんも金沢学院大学のトランポリン部に所属しています。優勝と決まったときは、二人で感激し、大喜びしました。

 私は、今回で海外遠征は6回目になるのですが、前回のドイツ大会で友達になったケンブリーが今回も試合に来ていて、前回よりさらに交流を深めることができました。最終日のパーティの時に彼女に私の JAPAN ポロシャツをプレゼントすると、彼女はとても喜んでくれて、「でも私は何もあげるものを持ってきていないの」と自分の e-mail アドレスを紙に書き、私に「送ってね」と手渡してくれました。彼女は来年オランダで開催される世界大会にも必ず来ると言っていたので、私もまた出場できるように頑張りたいと思います。

 今回の遠征で、やっぱり英語は必要不可欠なもので、私にはまだまだ英語力が足りないので、さらに勉強しなければいけないなと思いました。これからも遠征以外でも海外に行ったり、日本国内にいても英語が必要なときが来ると思います。そのためにも、頑張って勉強を続けたいと思います。

将来への抱負

 トランポリンでは、2008年の北京オリンピック出場を目指して頑張りたいと思います。トランポリンのオリンピック出場のためには、非常に複雑なプロセスがあり、個人が出場するためには、日本が出場枠をとらなければなりません。ですから、まず、日本で4名選ばれる世界選手権のメンバーに入らなければ、予選に出ることもできません。そして2007年度に、この予選で世界全体の16位(ただし、同じ国から二人までしか選手が出られない)に入れば、その国の出場枠が取れます。そして、2008年に出場枠が取れたら、さらに日本国内の選考会で決定されることになります。とても長い道のりですが、頑張っていきたいです。

 トランポリンは、他の競技に比べて、練習が集中的で短い(一日に2−3時間)のが特徴です。ですから、英検取得や教職課程履修など、勉学の方も頑張っていきたいです。長い将来を考えれば、卒業後、教員をやりながら、トランポリン部の指導者になれたら、最高だと思います。

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