Like what?

ゴードン ベイトソン (訳: 中島 彰史)

 ”Like” はとても頻繁に使われる英単語です。英語の単語を使用頻度順に並べたGeneral Service Listには67位に載っています!

 よく用いられるたくさんの単語と同様、”like”にはいくつかの意味があります。いくつ思いつきますか。”like”の一番馴染み深い意味は恐らく楽しいことや欲しいものの話をしながら動詞として使われた場合でしょう。でも、この語彙は更に2種類の一般的用法として英語の会話で用いられています。その用法とは例をあげることと何かについてどう思っているかを尋ねることです。

 次の会話では”like”が例を求めたりあげたりするのに使われています。


A: Do you eat any healthy foods?
B: Oh, all sorts.
A: Really? Like what?
B: Mm, like fruit and vegetables. I eat natto everyday too.

A: 健康に良い食べ物を何か食べていますか。
B: そうですね、いろんなものを食べています。
A: そうなんですか。例えばどんなものですか。
B: えーと、果物や野菜ですね。納豆も毎日食べていますよ。


 この会話では”Like what”が健康に良い食べ物の例を求めるのに使われています。

 ”Like who”も以下の会話に見られるように同じように使うことができます。


A: What pop groups do you listen to?
B: Loads of different bands. Rock mostly.
A: Oh yeah, like who?
B: Let’s see, Oasis, Pearl Jam, that kind of thing.

A: どんなポップスグループを聞いていますか。
B: いろんなバンドを聞いていますが、殆どロックです。
A: へー、そうですか、例えば誰。
B: えーとですね、オアシス、パールジャムといったところですね。


 ”Like what”や”like who”はある人の気に入っているものを知るのにとても便利な表現です。

 ”like”のもう一つの一般的な用法はある人が何かについてどう思っているのかを知ることです。


A: What’s Gordon like?
B: Oh, he’s pretty easy to talk to, but he spends too much time on the computer

A: ゴードンってどんな人。
B: そうですね、結構話しやすい人ですが、コンピュータに時間を取り過ぎですね。


A: What’s Nara like?
B: It’s a beautiful old city, with lots of interesting places to visit.

A: 奈良はどんな所ですか。
B: 美しくて古い町で、訪れたら面白い場所がたくさんあります。


A: I haven’t seen the new Star Wars movie. What’s it like?
B: Well it’s a bit gory in places, but the special effects are cool!

A: 新作のスターウォーズを見ていませんが、どんな映画ですか。
B: えーっと、所々少し残酷なシーンが出ているけれど、特殊効果は素晴らしいよ。


 上記の疑問文で用いられている”What’s”は”What is”が短縮したものであることに注意してください。必ず”What does … like?”ではなくて”What’s … like”を使うようにしてください。というのも、この両者の意味は非常に違っているからです。

 英語の会話を耳にする時が今度あったら、”like”という単語に耳を澄ませてみてください。使用例をもっとずっとたくさん耳にすることでしょう。また、今度英語で話をする時”Like what?”、”Like who?”、”What’s … like?”が自分で使えるかどうかやってみましょう。

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