Playと遊び

リック ブローダウェイ (訳: 小原 金平)

 学生達と英語で話していて「昨晩は友達と遊んだ」という意味で”Last night I played with my friends.” という英語を耳にすることがあります。最初聞いた時は驚きました。学生たちはもう大学生なのにplayという語を使ったのが奇妙に思えたのです。子供っぽい感じがしました。

 奇妙に感じたのは、英語のplayが専ら子供たちのすることを連想させるからだと思いました。確かに目的語なしにplayを使った時は一般的にそうです。もし学生が”Last night I played cards with my friends.” 「「昨晩は友達とトランプをして遊んだ」とでも言っていたら奇妙には思わなかったでしょう。このようにゲームやスポーツなど、大人にも子供にもplayを使って表わせる活動はいろいろあります。

 英語のplayと日本語の「遊び」の意味が一番大きくずれるのは遊びの内容をはっきりさせないで使った時です。その場合、playは子供が身の回りのことを学習していく成長過程におけるさまざまな行動を典型的に連想させます。ですから、大人がplayにふけるとすると(多くの大人がそうですが)その人は周りから「子供っぽい」と思われるのを覚悟しなければなりません。ただし当人は自分のやっていることをplayとは言わないでしょう。おそらく、recreation、 pastimes、hobbies、 あるいは単に relaxingなどと言うでしょう。

 成人が英語を話すときのアドバイスとして、playという語は使わないで他の言い方をしましょう。例えば、「昨夜は友達と遊んだ」と言いたい時には”Last night I spent time with friends.”とか “Last night I got together with friends.” と言うことができます。大学生だったらもう少しかっこうつけた言い方で ”Last night I hung out with friends.” とか ”Last night I partied with friends.”などと言ってもいいでしょう

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