「そうですねえ・・・」って英語でどう言いますか?

ゴードン ベイトソン (訳:新村 知子)

 答えやすい質問って、どういうものだと思いますか?反対に、答えにくい質問は?

下の質問を声に出して読んでみて、それから適した答えを言ってみてください。

  1. What’s your name?
    お名前は何といいますか?
  2. What color are your socks?
    あなたのソックスは何色ですか?
  3. What are the three most famous mountains in Japan?
    日本で最も有名な3つの山とは、どこですか?
  4. How many really good friends do you have?
    親友は何人いますか?

 たぶん、最初の2つの質問にはすぐに答えられると思いますが、3番、4番の質問には、少し考えさせられるでしょう。こういう質問に日本語で答えようとするときは、答えを言う前に「そうですねえ・・・」とか「ええと・・」などの表現をすることがあるかもしれません。こういう表現には、特に意味はありませんが、話し手に答えを考える時間を与えてくれます。実は、英語でもこういう表現があります。

 次にあげたのは、英語話者が答えを考える間によく使われる表現です。

  • Let’s see … (そうですねえ・・・)
  • Let me see …(そうですねえ・・・)
  • Let me think …(そうですねえ・・・)
  • Hmm … maybe … (うーん、たぶん・・・)
  • I’m not sure really … perhaps … (よく分かりませんが、たぶん・・・)

 もし、さらに時間が必要なら、こういう表現を同時にいくつか使うことも可能です。

ためしに、1番から4番の質問を自問自答してみてください。そして今度は、答えるときに、考える時間を作るための表現を加えてみてください。

 考える時間を作るもう一つの方法は、出された質問から重要な語句のいくつかを繰り返して言うことです。このテクニックは日本語でも使われるので、英語で使うのもあまり難しくないはずです。次にあげたのはその例です。

A: What are the three most famous mountains in Japan?
  日本で最も有名な3つの山とは、どこですか。
B: The three most famous mountains? Hmm … maybe Mount Fuji, Mount Tateyama and Mount Hakusan
  日本で最も有名な3つの山ですか?えーと、たぶん、富士山と、立山と、それから白山じゃないかな
A: Oh, I see.
  なるほど

 英語話者が考える時間を作るために使う表現やテクニックは他にもありますが、ここに紹介したのが最もよく使われるものです。英語を話すときにこういう表現が使えたら、もっと英語がペラペラに聞こえるだけじゃなく、答えを考える時間も作ることができますよ。

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