リベンジ

国際文化学科3年 小門前 翔悟

 平成19年7月18日の苦い経験から約1年…。私はなぜか、また同じ場所に立っていました。アジアフォーラムin石川です。アジア・オセアニア各国からの優秀な学生が集うその場に、私は性懲りもなくまたチャレンジしたのです。
 正直に言うと、今回の参加は見送るつもりでした。なぜなら、自分に何も変化がなかったからです。昨年初めて参加したときに実感した自分の力の無さから、私は焦り、がむしゃらになって英語に取り組みました。そして今年度のアジアフォーラムの誘いがあり、1年経った自分がどのくらい成長したかを見て愕然としました。何も変わっていなかったのです。「こんな状態で参加したら昨年の二の舞だ」そう思いました。しかし、断れない性格の私は刺激を求め、そして雪辱を果たすべくノリで参加しました。

 参加を決めてからはバイトも入れず、いくつかの授業を犠牲にして準備に取り組みました。昨年の経験から、こうでもしないとまた痛い目をみるのが分かっていたからです。準備が行き詰まり、不安になるときもありましたが、そんな時は先輩に助言を求めたり、話を聞いてもらったりしました。私はこの時、自分の不安を聞いてもらえる人がいることのありがたさを知りました。

 アジアフォーラム当日。私はスカラーたちの到着をピリピリしながら待っていました。「うまく会話できなかったら去年みたいに相手にされないかも……」という不安がまとわりついて離れませんでしたが、彼らと接してみてそれが杞憂であったことがわかりました。みんな本当に友好的な性格で、斜に構えていたのは私だけでした。自分の言いたいことが言えないのは相変わらずでしたが、それでも昨年の経験が活かされたのか、スカラーとスムーズにコミュニケーションができていた様な気がします。たいへん有意義で充実した3日間でした。

 今回のアジアフォーラムを終えて海外の友人も増え、スカラーたちからはたくさんのことを学びました。広い視野をもち、常にアクションを起そうという彼らの積極的な姿勢を見習い、私も日々まい進していこうと思います。

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