#2 Remembrance Day

石川 泉

Remembrance Day
 11月11日、日本だと“ポッキーの日”というイメージですが(笑)、カナダでは“Remembrance Day”と言って、これまでの全ての戦争でカナダのために戦って戦死した兵士達への追悼式が行われ、1週間ほど前からカナダの人たちはこのRemembrance Dayの象徴であるポピーの花を胸に付けています。

 私も今回この式を見に行って来たんですが、うまく言えませんが何だかとても不思議な気持ちにさせられました。この追悼式の根本はこの国の為に戦ってくれた人々に“感謝”するものなんです。あなた達のお陰で、今の私たちがあります、ありがとう、と。
 日本にはない考え方ですよね。日本ではどうしてもA級戦犯だったり、戦争をした人たちが悪いというような傾向があるようなきがします。でも、今日の追悼式を見て、国としてではなく、兵士の1人1人として見たら、きっと誰もが自分の大切な人を守りたくて戦っていたんじゃないかなと思いました。みんな自分の家族だったり、恋人や友達を守りたくて、そしてその人達に未来を残したくて戦っていたんだとしたら、今こうして私たちがいられるのはやっぱり彼らのお陰なんじゃないかなと思いました。

 この日は天気予報で雨が降ると言われていたんですが、式の間は日が差して暖かく、式が行われたParliament buildingの上だけが雲が晴れて光が差し込み、掲げられた半上旗ははためき、何か神秘的なものを信じずにはいられない様な日でした。
 きっと日本にいたら気づけなかったこと、自分たちとは違う考え方を垣間見ることができ、大切な事を気づかせてくれたような日でした。
 この式に参加できて本当によかった。

Remembrance Day

石川さんのブログ“Wonderful life in Victoria カナダ生活奮闘記”は、こちら

Comments are closed.