英語科教育法I, II

川畑 松晴

 この授業は将来中学校や高校の英語教師を目指す学生のためのものです。

 わが国で英語教育をする意味、現代社会(世界)における英語の役割、母語習得と第二言語の習得の違い、外国語教授法の変遷等の大きなテーマから始まり、より具体的な4技能(listening, speaking, reading, writing)の指導法、コミュニケーション能力養成のための研究へと進みます。もちろん、学習指導要領の研究や学習指導案の作成も重要な課題です。さらに、金沢市内の中学校や高校の公開講座等に訪問見学をさせていただく場合もあります。7月1日には近くの南小立野小学校の英語公開授業を全員で見学する予定です。この小学校は以前から文部科学省の指定を受けて英語教育に取り組んでおり大きな成果を挙げています。金沢市も昨年から教育特区として「小・中一貫英語教育」を進めており、小学校での英語教育もこの授業の大きな関心事です。

 そして、忘れてはならないのが、3年次の9月、そして4年次6月の教育実習に向けての研究です。これは「マイクロティーチング(模擬授業)」として、英語科教育法1(火)で前後期1回ずつ行われます。20分間と短時間ですが、実際の中学校の教科書を使って、指導案を作成し実際に授業をします。その後「評価表」に基づいてコメントを出し合い、また本人はビデオで自分のやり方を見直します。ここに示した写真はその第1回目のものです!

受講者の声

北浦 由里香(3年)

 私はトップバッターで模擬授業をしました。本番は心構えが十分にできていなかったので、とても緊張し、何をやっていたのかよく覚えていないくらいです。人に教える教師の仕事は知識だけではつとまらないということを実感しました。英語科教育法はそんな実践的なことが学べる授業です。学習指導要領やそれに基づいて作られている英語の教科書、そして指導案の作成など、教師としての仕事につながく多くのことを学ぶことができます。

田尻 朝気(4年)

 この授業は主に実践的な授業です。教育実習へいく前までに多少の知識や心構えをしっておくのにはとても有効であると思っています。また英語の教師に必要となってくる教養も学べるので、英語の教師を目指す人にとってはとてもいい授業だと思います。これからは授業で模擬授業などが入ってくるので、楽しみです。模擬授業が終わってから反省会をして少しずつ自分の授業というものを掴んでいけたらなと思っています。

舟田 めぐみ(3年)

 英語科教育法という名の通り、この授業では授業案を作成したり実践に役立つ指導方法を勉強します。また多様なプリント等を参考にして、現在の教育現場の実情や世界における英語の役割などを知ることができます。あらゆる面から英語を捉え視野を広げると共に、教育実習に備えスキルを磨いていきたいです。

細矢 美幸(3年)

 この授業は、教職必修の授業です。普段は、英語を教わる立場にいるけれど、この授業では、それとは反対に英語を教える立場になるための勉強をします。だから、今までとは違う立場から英語に触れることができるので、新鮮でとても楽しいです。きっとこの楽しさは、教員免許取得を目指している私たちにとって、いい影響となると思います。

稲垣 彩(3年)

 この二つの授業は教師を目指す私に、よりその気持ちを高めてくれます。また、英語そのものの理解と知識を深めるのにも役だっています。

清水 梅子(科目等履修生)

 この授業ではマイクロティーチングや外部の授業見学など、実践的なことができるのが嬉しいです。今まで生徒だった自分から教師の立場に変わって考察する勉強も多く、これからの活動がますます楽しみです。

大窪 栄里(科目等履修生)

 私は科目等履修生です。去年この大学を卒業し、中学校英語科教論になる為に教職課程を取りに来ているのですが、この授業は内容が詰まっていて、英語教師になりたい私にとって大変勉強になるのと同時に、知識も豊富になります。今回の授業は二人の模擬授業とそれを振り返って考えることをしました。模擬授業を見ていて、先週行なった教育実習での私の授業について振り返ることができ、とても良い機会となりました。二人とも、教育実習の事前に私がした模擬授業とは違い、とてもしっかり授業をできていたと思います。二人それぞれの評価のプリントには厳しいコメントを書かせていただいたのですが、私のそのコメントも、一人の意見として見ていただき、二人には更にもっと良い授業をしていただきたいので、敢えて厳しく書かせていただきました。このような授業をしていただくことにより、私達は自分の実力を知り、反省を踏まえて自分自身の能力を高めていくことができるので、本当に為になる授業だと思います。

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