日本語教授法?・?

新村 知子

align="right" hspace="5" vspace="2" width="420" height="150"> これは、外国人に日本語を教えることに興味がある人たちのための科目です。国際文化学科・日本文学科の主に3年生が取っています。授業の中では、さまざまな教授法の授業を体験したり、テレビやラジオの日本語、あるいは友達同士の会話など、生の日本語について分析したり、教材を研究したりします。が、最も学ぶことが多いのは、自分たちで授業を企画して実施してみる「模擬授業」です。

 この模擬授業のために、学習事項を学習者に伝えるのに最もよい方法を考え、教案を作ります。そして、パネル、実物などの教材を作成し、担当者でリハーサルを重ねて、本番に備えます。当日は、学習者役の学生たち6名に対して、実際に授業をやるように日本語を教えます。その様子はビデオで録画し、授業後に自分たちで見て研究します。また、クラスメート全員がその模擬授業を評価し、コメントを書いてくれます。そういう意味では、この授業では教師から学ぶというよりは、クラスメートから、そしてまた自分自身の体験から「言葉を教えること」のエッセンスを学習するのだと言えるでしょう。

 学生たちからの授業についてのコメントです。

align="right" hspace="5" vspace="2" width="200" height="270">・私は日本語教授法の授業を受けてみて、たくさんのことを学びました。授業内容は他の授業と少し違い、教える方にまわることになります。自分の発表の時は、いかにして学習者役の人達に自分が伝えようとしている事をわかりやすく伝えることができるか、時間配分は…などと考えなければならず、大変でした。でも、今まで経験したことのない授業で、やり遂げた時の達成感はなんとも言えないものがありました。また、自分の授業について人の意見を聞くことにより、次への課題も見え、次回の目標になりました。また、他の学生の発表を見ることにより見習う事もたくさんありました。

・私にとっての日本語教授法はとても印象深いものでした。特に自分が先生役になり模擬授業を行う事は貴重な体験でした。普段の生活では人前で話す機会がありません。その分、この模擬授業では緊張するので、ちゃんと自分の教授項目に合った内容を教えられるか不安でした。ところが本番になると緊張の中にも楽しさがありました。自分らしい授業の雰囲気で行えたからだと思います。私はこの日本語教授法の模擬授業を通して人前で自分の意見を話せるようになったと思います。

・教授法の授業では、日本語を教える難しさを痛感しました。また、自分が教師に向いているかどうかを知るいい機会でもあったし、模擬授業をすることにより、教える時のポイントが発見できる場でもありました。ネイティブの私たちにも難しい文法を外国語学習者に教える方法は、非常に苦労し、その難しさが分かりました。

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