「心」で話そう

ゴードン・ベイトソン

 日本では,2月と3月は学校での一年が終わろうとする時期で,とてもドキドキします。多くの学生は試験の準備をして,そして試験を受け,その結果を心配しながら待ちます。そしてまた,ロマンチックなワクワク感もありますね。それは,2月のバレンタインデーと3月のホワイトデーを祝うからです。この気持ちが高揚する季節に,とても役に立つ「心」についての表現があります。

 歴史学や地理学のようないくつかの科目では,あなたが“know it by heart(暗記する)”まで,その科目に関する重要な詳細のすべてを記憶することが,目的です。これは,あなたが調べなくても,簡単にかつ素早く詳細を思い出せる,という意味ですね。

 勉強へのモチベーションを上げるよい方法のひとつは,なぜ試験で高得点を取ることが必要なのかを考えることです。本当に特別な目的を達成したいと思っているなら,“have your heart set on doing something(何かに心を決める)”という言葉を贈ります。強いモチベーションのない学生は,しばしば“half-heartedly(気乗りしない)”まま,勉強しますが,これでは能力の半分しか使わないまま勉強するのと同じです。一方,強いモチベーションのある学生は,あきらめません。このような学生は,難しい場面でも“lose heart(やる気をなくす)”ことはありません。

 “all work and no play makes Jack a dull boy(よく学び,よく遊べ)”という英語のことわざがありますが,2月と3月には,ちょっとしたロマンスのために勉学を休むのも楽しいものです。多くの若者にとって,この時期は“follow one’s heart(自分の心に従う)”べきで,好きな人に向かって自分の本当の気持ちを告白する時です。チョコレートやカード,可愛らしい花などは,あなたのメッセージを伝える伝統的な方法です。もっと心を込めたメッセージを言ったり書いたりするのなら,それは“from the bottom of your heart(心の底から)”浮かんできます。うまくいけば,あなたがバレンタインに贈り物をした相手は“heart of gold(心優しい人)”になって,あなたを落ち込こませるようなことにはならないでしょう。もし答えが”No”でも,“break your heart(悲しみに暮れ)”たりしないでください。心を強く持ち,テニスンの言葉に“take heart(元気をもらう)”とよいでしょう。彼は「愛して失恋しても,愛した経験を持たないよりマシである」と言いました。

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