第21回・島清恋愛文学賞の贈呈式が行われました

平成27年3月22日(日)、しいのき迎賓館において、第21回・島清恋愛文学賞(日本恋愛文学振興会主催、平成26年度より本学が運営を継承)の贈呈式が行われました。 今年度の受賞作品は、島本理生さんの小説『Red』(中央公論新社)。 作家の小池真理子さん、村山由佳さんをはじめとする文学賞関係者、出版関係者、本学学生、文学愛好者など、多くの人々が見守る中、島本理生さんに秋山稔学長(日本恋愛文学振興会会長)から賞状と副賞が贈呈されました。 贈呈式のあとに行われた文芸懇話会では、島本理生さんと村山由佳さんの対談をとおして、創作の裏話をうかがうことができました。 本学学生には島清恋愛文学賞候補作品の選考補助から、贈呈式当日の準備、運営、後片付けまで、気の遠くなるほどの煩雑な作業に関わってもらっています。 現役の作家やマスコミ関係者と直接、話す機会が得られたことは、学生にとって、とても貴重な体験になったに違いありません。

島本さんに賞状を贈る秋山会長=金沢市のしいのき迎賓館(北國新聞2015.3.23より)

 

平成26年度卒業論文発表会を開催しました

平成27年2月5日(水)、日本文学科4年生による卒論発表会が行われました。 発表者と題目は以下のとおりです。

○ 松井琴音さん「村岡花子訳『赤毛のアン』の魅力」(指導:寺田智美准教授) ○ 中川明美さん「佐藤さとる『名なしの童子』論―今こそエブリディ・マジック―」(指導:蔀際子准教授) ○ 双川彩明さん「『論語』の子路―孔子の遊説の旅からその人物像を探る―」(指導:柳澤良一教授)

いずれもすばらしい発表でした。

右から双川彩明さん、中川朋美さん、松井琴音さん

平成25年度卒業論文題目を掲載しました

平成25年度 卒業論文題目一覧(抄)

【古典文学分野】 ●『古事記』におけるカグツチの神 ●『和泉式部日記』の考察―「夢よりもはかなき世の中」論― ●異端者たちの物語―『南総里見八犬伝』と読む―

【近現代文学分野】 ●夏目漱石『夢十夜』論 ●泉鏡花『薬草取』論―過去と現在の時間構造― ●川端康成『雪国』論―鏡に映る清潔感― ●小林多喜二『蟹工船』論―浅川とその背後にある者― ●谷崎潤一郎『細雪』論―姉妹が織り成すおんな文化― ●向田邦子作品研究―作品における父と実在の父― ●安部公房作品に見る「視線」―仮面と覆面― ●山田詠美の少女小説―少女たちの心の転機― ●唯川恵『めまい』論 ・川上弘美の世界―短編集『おめでとう』を通して―

【日本語学分野】 ●<松田聖子>の世界―歌詞の魅力を探る― ●旅行に関するキャッチコピーの特徴と時代背景

【児童文学分野】 ●小川未明『赤い蝋燭と人魚』の人魚像―古典文学における人魚の系譜と比較して― ●小川未明童話研究―モチーフから見る童話の特徴と要素の在り方― ●<子ども>の特権―荻原規子『空色勾玉』論― ●椋鳩十の動物作品研究―たたかいに揺れる<いのち>―

【国語科教育分野】 ●国語科教育における「詩」鑑賞論―「詩」教育軽視への疑念解消のために―

【その他】 ●ジブリにおける神話的思考―コミックス版『風の谷のナウシカ』の場合―