日本文学科の出版物


『恋する文学~ほくりく散歩』―平成26年2月 刊行

著名作家たちが描いたドラマ誕生の舞台をたどる

(北國新聞社HPより)
北陸三県が舞台になっている恋愛小説を取り上げた。金沢学院大の秋山稔学長をはじめ、同大文学部日本文学科の教授、准教授ら8人が執筆し、ゆかりの地を訪ねて作品の背景や作家の心情に迫っている。  五木寛之、唯川恵、宮本輝ら17氏の28作品を取り扱い、ドラマ誕生の舞台を歩いて恋愛文学を掘り下げる。  今年金沢市と高岡市でオペラ化された「滝の白糸」の原作である泉鏡花の「義血侠血(ぎけつきょうけつ)」、金沢の作家井上雪の代表作「廓(くるわ)のおんな」など、明治から平成までの作品は恋愛観や世相の変遷も映し出している。  本書は、月刊「北國アクタス」2012年1月号から2013年12月号までの連載を加筆修正した。

 金沢学院大学文学部日本文学科 編
A5判、208ページ
定価1,680円(税込)

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『北陸 近代文学の舞台を旅して』―平成24年2月 刊行

名作、秀作が生まれた背景とは。
―心躍る文学散歩へいざなう―

(北國新聞社HPより)
泉鏡花、徳田秋声、室生犀星の三文豪をはじめ、本紙に『透明な歳月の光』を連載している曽野綾子、芥川賞や直木賞創設者の菊池寛ら21氏の28作品を取り上げ、現地を訪ねて名作が生まれた背景に迫っている。
金沢学院大文学部日本文学科の教授、准教授8人が執筆し、明治から戦後までの小説や詩、短歌に焦点を当てた。
大正期にベストセラーとなった島田清次郎の『地上』、恋人への思いを込めたとされる竹久夢二の『山へよする』のほか、作家では中野重治、井上靖、古井由吉、加能作次郎、堀田善衞、三島霜川、中河与一、小寺菊子、萩原葉子、詩人では中原中也、森山啓、歌人からは山川登美子、折口信夫とその養子春洋の各作品に息づく北陸の風土が丹念に掘り下げられている。
主人公の歩いた道、作家が宿泊した旅館、筆やはがきなどゆかりの品を紹介し、作家の人柄などにも踏み込んでいる。文学散歩が楽しめるように、作品ごとに訪ねた場所の地図を掲載した。
「月刊北國アクタス」2010年1月号から翌年12月号まで連載した「北陸近代文学の里を行く」を加筆修正した。

金沢学院大学文学部日本文学科 編
A5判、オールカラー208ページ
定価1,680円(税込)

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『おくのほそ道 芭蕉が歩いた北陸』―平成22年3月 刊行

俳聖は北陸の風景に何を見たか。

おくのほそ道

 金沢学院大学文学部日本文学科の教員8名が、富山・石川・福井で約一ヶ月を過ごした松尾芭蕉の足跡をたどり、芭蕉の心情に迫りつつ、北陸の魅力を浮かび上がらせる。ふるさと教育の参考書に、旅のガイドに役立つ一冊。
○特別収録:芭蕉の人物像、おくのほそ道 旅の行程、掲載句一覧、交遊・師弟関係図

 

『ほくりく文学紀行 現代小説の舞台を訪ねて』―平成19年9月 刊行

現代小説に書かれた「北陸」。

ほくりく文学紀行

(「まえがき」より)
金沢学院大学文学部日本文学科では、当時在籍の教員・学生等が参加して、古代から現代に至るまでの石川県に関連した作家・文学作品を扱った『ふるさと 石川の文学』(北國新聞社)を平成15年4月に刊行した。本書は、いわば『ふるさと 石川の文学』の続編、姉妹版といえる。

『現代小説の舞台を訪ねて ほくりく文学紀行』の題名が示すとおり、本書では対象地域を石川県から北陸三県へと拡大し、同時に対象作品を戦後以降の現代小説に絞った。金沢の三文豪(鏡花・秋声・犀星)で代表されるように、ともすれば「文学の街=金沢」というイメージが固定されがちであるが、実際は能登・加賀地方や富山県、福井県を舞台とした文学作品も数多く書かれている。自然に恵まれた北陸の地は、肥沃な文学的土壌として、様々な物語を育んできたのであり、さらに現代の様々な作家たちにも耕され、新しい小説を次々と生み出しているのである。

したがって、本書にはこれまで世に出た類似の書物では採り上げられていない、新しい時代の作家、ベストセラーの人気作家が含まれており、ミステリーやファンタジー、恋愛小説など、現代の若者にもお馴染みのジャンルの小説も多数扱うこととなった。経済や文化・情報の都市部集中、地域格差の問題が取沙汰されている昨今、本書がこうした北陸の文学的土壌の創造力を再発見する一助になれば、幸甚である。

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『ふるさと 石川の文学』―平成15年3月 刊行

ふるさと石川の地に広く深く積み重なる新たな物語を創り出す土壌。 ふるさと石川の文学

 大伴家持から唯川恵さんまで、能登加賀の風土がはぐくんだ八十作家を網羅。文学散歩や恋愛の舞台などの話題を盛り込むコラムには同大学生も参加し、若者の視点から作品の魅力に迫る。
郷土の方言を探る「石川のことば」に始まり、古くは万葉集や今昔物語集など古典、藩政期の戦国軍記や千代尼の句、果ては芋掘藤五郎の昔話も盛り込んだ。
鏡花・秋声・犀星はもちろん、西田幾多郎や暁鳥敏など哲学・思想も紹介し、中野重治や森山啓ら四高の仲間、郷土に根差した作家の発掘、大江健三郎さんや曽野綾子さんの作品の舞台、そして五木寛之さん、高樹のぶ子さん、唯川恵さんら人気作家の作品も交えて解説した。
いわゆる「文学」にとどまらず、哲学や恋愛小説まで網羅することで、文学を生み出す石川の歴史的な土壌の広がりと深さが際立った一冊。学生にとどまらず一般のふるさと教育につながる案内書がここに完成。

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