食物栄養学科

きむら あつこ

木村 敦子教授

心理テストを誤解しないように

大学での最初の研究はimprinting現象に関してであり、ニワトリやアヒルの卵を孵卵機で孵化させ、いろいろな条件で刺激に対する追従行動を測定していた。その後臨床の分野に興味を持ち臨床心理学を学んで、大学の学生相談室でカウンセリング、心理検査、行動療法などを行ってきた。大学進学率が50%を越える現在、 心身の不調に悩む学生も増えているし、大学で学ぶ意味を理解しておく必要性も高まっている。

最近テレビや雑誌、ウェブなどで“心理テスト”をよく目にする。その多くは心理学的に吟味されたものではなく、一種のレクリエーション的なものである。学生には、それらと、吟味された心理検査との違いをきちんと把握し、惑わされないような知識を身につけてもらいたい。富山県出身。金沢大学。