食物栄養学科

のむら たかひろ

野村 孝弘教授

がん予防の食品探求

 がんの症状を抑える食品成分を探る。16年前にマウスから人の病態に対応する3種類のがん細胞を作り出し、この細胞を使ったその後の共同研究でワサビの香りの成分が、がん細胞の増殖や転移を抑えることを明らかにした。この作用を遺伝子レベルで解明するのが次のテーマという。「細胞の分化はどのような遺伝子の働きで起きるのか」という学生時代からの”宿題”を解き続ける医学博士である。

 金沢大学がん研究所から2002年に赴任した。栄養士はもとより食品会社で菌体培養などを担う専門職の育成も視野に入れる。就職委員長を務め、「短大生の就職は大学生との闘い。それを支えたい」と語る。岐阜県出身。金沢大学(医学博士)。